何かと話題の
「ケータイ小説」。
10代を中心に大人気で、多くの作品が書籍化・映像化になったり。
先駆者は
「DeepLove」。いやぁこれは騒がれたよね。
わたしの周りでも読んだの読んでないだの、騒ぎになったような…。
最近では
「恋空」なんかが映画化して話題になったよねぇ。
書籍化されたケータイ小説の大きな特徴といえば
「横書き表記であること」
携帯やウェブサイトでおなじみ、でも今までの本とは全く逆の横書きで、口語的な文章が多いみたい。
最近の若い子は携帯で文章を読むことになれているから、縦書きよりも横の方が読みやすいんだとか。
まぁちょっとは気になるけど、どーも稚拙そうなイメージが……
と思ってケータイ小説を読もうとは思わなかったんだけど、(わざわざ買う気にならんし)
図書館にあるのを発見したので(全然知らないやつだけど)、
モノは試しと挑戦してみることに!
というわけで、わたしのケータイ小説体験記の、はじまりはじまりー(笑)




読んだものはこれ↓↓
ケータイ小説ということで、写メってみた(笑)装丁かわいいよね。
◎あらすじ
旭高校に通う1年生の遥と2年生の拓也は幼なじみ。
どちらも相手のことが大好きなのに、自分は恋愛対象じゃないと誤解していつも回り道ばかり。
そんなとき、幼なじみでいられればそれでいいと、自分たちの気持ちをごまかそうとしていたふたりにある出来事が…。
自分の気持ちに素直になること、まっすぐにだれかを愛することの大切さを教えてくれる、
ハラハラドキドキ、ちょっぴり切ない純愛ストーリー。
だ、そうで。書籍情報からコピペしてみたけど……
いやぁなんか…
わたしが書いた文じゃないとはいえ(誤解の無いよう強調します(笑))、こっぱずかしいな!!
◎思ったこと
文体については、やっぱり稚拙というか、昔ネットで小説読んでたころにこういう感じのものを多く見かけたかな。
よく言えば、気持ちがストレートに伝わってくる。だってそう書いてあるから。
でもなんだろう、浅いんだよね…「切ない苦しい好き」、そう書ききっちゃってるっていうか。
あとは……、
ご都合主義(笑)
主人公の女の子遥は、自分の容姿について言及してないから無自覚みたいだけど、
他人に言わせれば校内で有名になる程度には可愛くて、天然、そして鈍感……。
……って、いないから!!
ふつー、校内で有名になるくらい可愛い女の子は、自分が可愛いってことに気づいてるから!多かれ少なかれ!
対する男の子拓也はこれまた自分の容姿に無頓着ながらもかなりのイケメン
(これも、ありえないから!(笑))、
スポーツ万能、Sっ気満載、エロめ、と……
これはなんともまぁ…、と言いたくなるくらい美味しい設定というか…。うん、美味しい設定だわ(笑)
美味しい設定で読みやすい文章、とくればまぁつまらなくはないけどね?という感じ。
でも別に、進んで読みたいなぁとも思わず…とか言いながら一気読みしちゃったけど(笑)
一冊が薄いことも手伝って、たぶん
2冊で2時間くらいかな?流し読みだけど、あっという間に読み終わっちゃった。
同じ話を視点を替えて繰り返していく進め方はわたしの好みだし、
正直言って拓也クンは結構ツボなキャラだったけど(笑)
ちょいちょいイラっとするっつーか…(笑)
例えばこの台詞。
「こいつ、俺の幼なじみ。妹みたいなもんでさ。いじめんなよ???」
とかね?「いじめんなよ???」…
「???」!?(笑)
なぜ、?を3つ並べる!気軽な感じを表してるの?いやそりゃケータイで「?」二つとかよくあるけど、
お前はどんだけ疑問なんだよ!とかってもーつっこみたくなる(笑)
あとはまぁ、ちょっとネタバレになっちゃうけど、後半はちょっとしたえっちぃシーンもあり、
主人公たちの感情の機微には興味なかったから、
いけ!やっちゃえ!(性的な意味で)と思ってたりした(笑)
普段本を読まない人にとっては、漫画に近いようなこの手の話や文体っていうのは親しみやすくて、
どんな形であれどんな文章であれ書籍なら本は本だし、全く本なんて読みません!活字なんて大嫌い!
とかって子にとっては読みやすくて楽しいのかも。
わたしはというと、ラノベとかも読むし、文学的な話も読むし、どちらも好きだけど、
ケータイ小説っていうのはまたラノベとは別なのかな、と思った。
なんだろうなぁ…一応ラノベにも賞とかあって、売れて有名になった作品ってのは何らかのヒットした要因があると思うんだよね。
でもケータイ小説はそのラインがもっとゆるいというか…そんな印象を受ける。
なんか、わたしでも書けちゃいそう、みたいな(笑)
優れた芸術が「わたしでも描けそう」と思わせるものであるように、
もしかしたらケータイ小説も優れたものなのかもしれないけど…どうだかなぁ(笑)
わたしが言いたいのは、ケータイ小説を導入に本を読むこと自体に親しんだなら、そこから先に、
もっとずっと面白い小説が世の中にはごろごろしてるから、その世界も知ってもらいたいってことだな。
恋愛小説でも、青春小説でも、文学チックなものでも。読みやすいものから、楽しんで。
読書を趣味としていってほしいな、なーんて…、図らずも上目線に……恥ずかしっ(笑)
>>>今回読んだ本についてはここ!



