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バッテリーとは(基礎知識その魅力)  人物関係考察  各巻の見どころ  関連本  リンク集



バッテリー (角川文庫)











バッテリー〈2〉 (角川文庫)











バッテリー 3 (角川文庫)











バッテリー〈4〉 (角川文庫)











バッテリー〈5〉 (角川文庫)











バッテリー〈6〉 (角川文庫)

〜基礎知識〜

『バッテリー』は、あさのあつこさんによる児童文学小説です。
単行本全6巻が教育画劇から、文庫本全6巻が角川文庫から刊行されていて、
延べ1000万部を超える(!)ベストセラーに。いやぁ・・・、こりゃ半端ないっすね。
いわゆる児童書ですが、大人の女性の読者も多いらしい。
(↑この文章は基本的にウィキを引用してるんだけど、この大人の女性が多いってのは、一体何を根拠に言ってるんだろうか…(笑)まぁそんな気はするけども…)
また、本作を原作とした漫画が柚庭千景により月刊あすかで連載され、
コミックス1-7巻が角川書店から発行されている。

2000年にはNHK-FMでラジオドラマ化されている(全10話)ほか、
2007年には林遣都の主演で映画化
さらに2008年4月からは中山優馬の主演でNHKにてテレビドラマ化された。


はい、ウィキペディアさんありがとう!バッテリーの概要でした。
というわけで数々の賞を受賞し、漫画化映画化ドラマ化、各方面から引っ張りだこのバッテリー。
映画は結構宣伝もしてたし、巧役の子は現在も活躍中なので見たことある人も多いのでは?
というか、ドラマは中山優馬だったんですね!
この前ヴァンパイアやってた子ね!あのやたらと色気あった!
何気にいいキャストが巧役をやってるんですね!にやにや。


では、なぜバッテリーがここまで多くの人に注目を受け、愛されているのか…
自分なりにあれこれ考えてみました。





〜バッテリーの魅力〜


結論から言うと、





ずばり、この3つにあると思います!

まず第一に、「読みやすさ」。
これはバッテリーが元の分類が児童書であることからもわかりますね。
誰が読んでも、つまり子どもが読んでも大人が読んでも等しく面白い。
これがバッテリーの一番すごいところだと思います。
難しい言葉は使わずに、豊かにキャラクターの心理や情景を思い浮かばせてくれる。
凝った文章ではないのに、大人が読んでも十二分に面白いくらいに骨太な文章でもある。
そんなことってあるの?って、これを読む限りには思うかもしれませんが、これがね・・・あるんですよ(笑)


次に「キャラクターの立ちっぷり」。
まずは、主人公の巧のキャラがもう強烈。
こんな中学生いたらやだ!って思う人と、かっこいい!って思う人に二極化しそう、というか(笑)

とにかく、プライドが高い!!!!!!!
中一になったばかりとは思えない自尊心の高さ・・・自分への自信・・・
それは巧の類まれな才能と、それを支えるストイックとも言える努力という裏づけがあるからこそで。
ここまでだとちょーいやなやつとしか思えないんだけど、そして実際それは否めないんだけど(笑)
巧を更に魅力的にしているのは、野球にしか興味ありませーんっていう、その・・・なんていうか・・・
ぶっきらぼうなところっていうか!!
女子としてはそんな一匹狼的なところがかっこよく映るというか、ね(笑)
まー実際巧みたいなんが近くに居たらどう接していいか分かんないだろうなぁ…
そんな厄介で魅力のあるおのこなのです。

そして巧を取り巻く周囲の人間、これがまたいい!
弟の清波、女房役の豪、ライバルの門脇、
そしてその門脇くんに複雑な感情でがんじがらめになっちゃってる瑞垣、
巧を上から押さえつけようとする顧問のオトムライや、影から応援してくれてる美人先生、
そして巧っていうなんとも面倒な子どもを抱えちゃった巧の家族・・・
そこまで登場人物は多くないけど、どのキャラクターもそれぞれが魅力を持っていて、
「こんな人いるなぁ」って思わせてくれる。
色々な性格のやつらがいるので、「わたしはこんな考え方はしない」とか、
「豪ちゃんをいじめるなよばか!」とか(笑)思うんだけど、
考え方自体が理解出来ないわけじゃなくて、
むしろ「まぁそんなことがあったらそういう風に思っちゃうよね」って
すーっと理解出来ちゃう感じ?ものすごくナチュラルな思考をする、というか・・・
そんな本を読むことによって、価値観が違う人たちの考えに触れられて、
それを自分の中に取り込むことで価値観や考え方も広がっていく、ような…
この本には、そんな不思議な魅力や効果があると、わたしは思う。


最後に、「共感力」。
初めてこの本を読んだのは中学生の時で、その時の激しい共感を、今もまだ覚えてる。
何よりも、巧に。巧の自尊心に。
わたしがわたしを信じてる気持ちと、巧の自尊心はとても重なっているように思えて、
それを正しく理解してくれない巧の両親との衝突なんて、
当時反抗期だったわたしの想いとぴったり一致しているように思えて。
「ああ、この作者は中学生の感情をこんなにリアルに描いてくれているなぁ」と想ったものでした。
何が言いたいかというと…

「最近子どもの気持ちが分からない」と悩むなら、今すぐこれを!読め!!

ってことですね(笑)
中学生のころのわたしが、確かにあの中にいる。
中学生が、「リアルだ」と思う感情が、あの中にはある。
(自分を正しく理解してほしい、自分が自分を信じているように。)
今も、泣きたいくらい懐かしい。中学生の頃の、激しかった自分がいるような気がして。
親がこれを読んでくれたら、どうしてわたしがイライラしてるのか、分かってもらえるのにって、
確かに思ったものでした。
だから、親は、子どもの気持ちを失ってしまって、
子どもが何を考えてるのか分からなくなってしまったら、
これを読むことで、きっと思い出せますし、ハッとするかも、気付きがあるかもしれません。
まぁ……保証は一切出来ませんがね!!(笑)
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